江戸時代、北の守りとして重要な役目を担っていた川越藩。川越城を中心とした城下町は、江戸に入ってくる物資の供給地として多いに賑わい、“小江戸”と呼ばれる程、江戸の文化を多く取り入れて来た。耐火建築の随を極めた“土蔵造り”の町並みは、類焼を防ぐために、江戸の町家形式が発達したものだ。町の中心部に位置する“時の鐘”は約400年前から城下町に時を知らせて来た川越のシンボルで、現在も1日に4回、時を知らせる現役である。また、近隣には多くの菓子を製造・販売をしている“菓子屋横丁”があり、昭和初期には70軒近くの菓子屋が存在。今でも20数件の店が駄菓子を販売している。また、川越には“喜多院”を始めとする大小様々な神社仏閣が、数多く点在しており、境内ではダルマ市やノミの市等が開かれているので、予め下調べしてからお出かけすると良いだろう。
西武新宿線・西武新宿駅から急行で1時間、本川越駅から10分。東武東上線・池袋駅から急行で30分、川越駅からブラブラ歩くこと20分。駅前からは小江戸巡回バスも出ているが、天気の良い日はゆっくりと歩いて廻る事をおススメする。
川越市川越駅観光案内所
埼玉県川越市脇田町24-9
電話番号:049-222-5556
(社)小江戸川越観光協会ホームページ
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